6畳の広さは、畳6枚分の面積があるとは限りません。
1畳の面積は、1.62㎡という数字がよく使われます。これは、不動産に関する公正競争規約によって定められた数字です。6畳の面積は6倍の9.72㎡ですが、実際の面積は9.72㎡とは限りません。
建築基準法では、壁や柱の厚みの中心線で測られた面積が用いられるためです。この面積を壁芯面積といいます。実際に利用できる内側の面積は狭くなります。
しかし、畳割りという畳を基準とした建築では、畳の面積は一定なので、6畳間は6畳の面積が確保されています。
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